人生100年時代のリタイアメントプラニング

日本ではバブル以来のデフレでインフレというものが存在しているのをほとんど忘れられています。ところが、ここしばらくの世界の激動は、インフレがリスクであることをまざまざと見せつけました。リタイアメントプラニングのような長期の計画を考えるにあたってはインフレリスクをどうヘッジするかが大きなポイントになります。

家族構成をどうするのかという問題は、リタイアメントプラニングを行う上で極めて重要なポイントです。カギとなるポイントにきちんとした方向性を出し、特に夫婦やパートナーとの同居家庭や、子供がいる家庭では、カギとなるポイントをお互いによく話し合って確認しなければ、適切なプラニングはできません。

子供がいる夫婦の場合、子育ては人生の大きな不確定要素です。セミリタイアを考えるにあたっては乗り越えることがむつかしいものです。ただ、60歳を迎えるころには子供が親から独立する時期となります。それゆえにはっきりとしたセミリタイアを考えることができるようになります。夫婦としての人生の充実。その目的を達成するためには夫婦がセミリタイアを普段から話し合うことが大事です。

60歳のセミリタイアを考えるとき、年金の存在は大きいです。いずれ他から収入が期待できなくなった時の最後のよりどころは年金です。 人生の第三期、自分らしさを最後まで輝かせるため、年金のありがたさをかみしめつつ、年金を含んだ生涯設計を考えていきましょう。

リタイア後の生活を支える一つの大きな柱は資産運用になります。人によってリタイアの時期を迎えた時の資産のポートフォリオは様々であろうと思います。一般には持ち家として一戸建てやマンションを所有されていることも多いと思いますし、あえてそのような選...

定年まで働き続けるのを当然の前提とせず、人生の後半戦、一年でも早くフルリタイアの境地に到達できるならば、それは一生の過ごし方の大事なオプションです。 このブログでは、年齢に関係なく、フルリタイアを目指した人生設計を考える皆さんへ情報発信していきます。

人生100年時代と言われます。思ったよりずっと長い人生を送れるようになりました。また、来るべき世代はさらに長い人生を送っていくようになるのだろうと思います。そんな100年の人生を大きく区切ってみましょう。最初の20年は学業に励むインプットの...