ウクライナのゼレンスキー大統領が電撃でアメリカを訪問しました。
その前日、最前線のバフムトを訪れて兵士を激励した姿が、強いリーダーとして、クレムリンの宮殿で背広を着ていたロシアのプーチン大統領との比較で大きく報じられたすぐ後のさらに驚きの姿となりました。
ウクライナの戦争は、国際法を全く無視したロシアのテロ行為に対する民主主義の戦いです。私は心の底からウクライナを支持します。そしてこの戦争はウクライナ側に大きなモメンタムがあり、決して妥協することなく、国際法上全く正当なクリミア半島を含む元の国境をウクライナが回復するまでは少なくとも戦いが続くべきとも思っています。そうでなければ、やがて日本も同じことになりかねず、それは遠い未来のことではなく生きている間のことかもしれません。そうなってはリタイアどころの騒ぎではなくなります。
アメリカのウクライナに対する力強い支持は、市場にとって大きなプラスです。
ゼレンスキー大統領はアメリカがウクライナに注いでいるお金は慈善ではなくて投資だといいました。
そしてそのアメリカ経済、それに連なる日本経済に株主の立場でコミットすることは小さな力ではありますが、民主主義を守る行動だと私は思います。そして投資行動は世界が動いていこうとする方向ときちんと一致していると思います。大きな流れに乗っていると感じます。
多くの方が、リスクが高い今、金利が上昇している今、株式投資に慎重になられているかもしれません。個別株は私はわかりませんが、インデックスのように常時優れて分散化されているポートフォリオは、需給が緩んでいる時期こそ買い場であると思います。
アメリカ議会が党派を問わず力強く大統領を支持する姿に、わたしはもう一票賛意を投じたいと思いました。
(2022年12月22日)
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